本日AnimeJapan2025にて実施されたTVアニメ「光が死んだ夏」新情報解禁スペシャルステージ内にて、新キャストがお披露目となりました。
幼い頃から、普通の人にはわからないものが〝聞こえる〟よしきのクラスメイト山岸朝子役に、花守ゆみり。
とある会社に属し、何かを調査しているらしき男 田中役に、小林親弘。
普通の人にはわからないものが〝見える〟主婦 暮林理恵役に、小若和郁那が決定しました。
新キャスト3名からコメントも到着しております。

この度、山岸朝子役を演じさせていただきます花守ゆみりです。
はじめてこの作品を読ませていただいた時、間に合わなかった時点から始まる物語であることに大きな衝撃を受けました。
本来なら無いはずのその先で。
もしも、間に合わなかったものと限りなく近いナニカが目の前に現れたら。
私たちは何を選んでしまうのか。
彼らの夏の果てには何が待っているのか。
肌にじわりと張り付く空気を感じていただけるよう、精一杯演じさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。

暮林理恵役を担当することになりました、小若和郁那です。
様々な感情が渦巻くこの作品がどう映像化されるのか、それが今からものすごく楽しみです。そして三重弁！皆で頑張って収録しております！
２人に寄り添い、厳しさの中にも優しさがある。
そんな暮林理恵を演じていきたいなと思います。

原作を読んだ際、冒頭から何が起きるんだ！とガッシリ心を掴まれてしまいました。
誰もがどこか懐かしいと感じるような「夏」の情景に、一体何が起きているんだという先のわからない怖さや不思議さが混じっています。
最高に面白いです。
この作品の空気感に自分も混ぜてもらえるのが本当に嬉しいです…！
夏になったらみんなで一緒にみましょうね！

ヒカルとよしきは一見シンプルな佇まいですがキャラの内側から発せられる吐息や体温まで感じるのは原作の持つ圧倒的な説得力と描写力の賜物です。
キャラの中からにじみ出てくる熱、そこまでも描写されているような原作のキャラ造形の再構築は今までにないチャレンジングなことでした。
原作から感じていたキャラの体温が再現できていたら幸いです。

「光が死んだ夏」の持つ独特な空気感と不穏な世界観を、作画の面からどう表現するかを常に考えながら取り組んでいます。
特に"ドロドロ"とした異質な存在感を持つ描写は、本作の不気味さを際立たせる重要な要素の一つ。
動きの粘度や重み、広がっていく際の気持ち悪さを細かく意識し、視聴者の皆さんに強く印象を残せるよう工夫しました。
原作の持つ不穏さや、美しさの中に潜む恐ろしさを映像として表現できるよう、最後までこだわって描いています。
ぜひ、映像ならではの"歪んだ美しさ"を楽しんでいただけたら嬉しいです。

多くの人に愛されているモクモクれんさんの「光が死んだ夏」。
この作品に携われることを大変光栄に思っています。
竹下良平監督がアニメ化するにあたり、その表現に少しでも音楽で一助となれるよう、制作に取り組んでいます。